こんにちは、このブログの管理人をしているユキオです。
わたしが歩き遍路のために
そろえたものや、歩いてみて便利と思ったもの。
実際に、おへんろで体験したことなど。
参考になれば思い、記事にしました。
目次
お遍路に行くために、最低限準備しておきたいもの?
バスツアーや、
自動車で行く場合は、お遍路用品だけそろえておけば十分です。
しかし、歩いてお遍路に行くのなら話は別です。
そこで歩き遍路に特化し、記事にしたいとお思います。
この記事はすべて、わたしの体験にもとづいて記録しています。
参拝に必要なもの
- 経本 通販で
- 納札 通販で
- ロウソク 100均で買いました。(札所で売っている所も)
- 線香 家にあったもの
- お賽銭 5円玉を銀行で両替してもらった
- 納経帳 一番札所の売店で
お遍路さんと、認識してもらうためのもの
- 白衣 半袖と長袖があるが私は長袖を通販で
- 輪袈裟 袈裟の簡易型みたいなもの(私はしなかった)
- 菅笠 雨や日差しに有効、ぜひ揃えたほうが良い
- 金剛杖 市販のものは短いので自作のものを持参した
- 頭陀袋 参拝用にあると便利
お遍路の旅に必要なもの
季節によって違うと思いますが、着替えや小物類をまとめると
- 下着は身につける他、 1セット。
- ポロシャツの類、 1枚。
- Tシャツ、 2枚。
- パジャマ代わりやくつろぐため、ジャージ上下 1セット。
- 替えの靴下、 2セット。
基本的に、着替え類は毎日洗濯します。
多少汚れても一日くらいなら、
着替えなくても良いだろうと、思うくらいの気持ちで装備を詰め込みました。
歩き遍路は日常的に、荷物は自分で担いで移動しなければなりません。
ですから出来る限り、軽量化に努めます。
また下着、着替え類は、各自の考えで多少違ってくると思います。
しかし最悪2,3日歩けば、コンビニくらいあり補充はできます。
できるだけ軽量化することがお遍路を結願することのポイントです。
わたしは当日まで、何度も入れ替えては軽量化に努めました。
これは実際にお遍路として、歩きはじめてわかることですが、
はじめ必要と思い、いろいろなものを詰めて出発します。
ところがたくさんのものが必要がないと、途中で気づきます。
そこでコンビニなどから、
不要になった荷物を、送り返すお遍路さんに何人も会いました。
わたしの場合は秋冬、二度に分けて歩きました。
幸いなことに一度目の反省点を考慮でき、
二度目に行くときは、かなり効率よく詰め込めたと思います。
着替え類の他には、トレッキング用のスラックス。
雨具にわたしは、ポンチョとバイク用のカッパを用意しました。
二度目は冬場に行ったので、防寒具2枚(羽毛の薄いのと厚いもの)よういしました。
私が行った12月は例年になく寒く、
バイク用の雨具の上に、厚いダウンジャケットを着ても震える日が続きました。
足拵えには、踝まで覆うトレッキングシューズ。
この靴のおかげで、山道で転倒したときに軽い捻挫で済みました。
もし短靴歩いていたら、途中でお遍路は断念していたと思います。
またもしものためにと、用意しておいたニチバンのカラーテーピングテープ。
38mmを足首にグルグル巻きにして、なんとか歩くことが出来ました。
使うことなどないテープと、思っていましたが
こんな所で役立つとは、念のために用意したら良いかも知れません。
他にも小物をまとめるのに、100均のビニール袋とか文房具は重宝します。
出発前に一度
100均を覗いて見ると、思わぬ便利用品を発見できるかも知れません。
このほか準備して、
考えておきたいものに体力があると思います。
お遍路を結願するために、やはり体力は大きなポイントになります。
ですからお遍路の装備として、わたしは体力も入れておきたいと思います。
装備として考えると、トレーニングは必要!
わたしの場合は
お遍路に行くと決めたときから少しずつ歩き始めました。
ネットなんかで調べても
トレーニングは、したほうが良いといった情報が多いと思います。
実際、お遍路で歩き始めたときに
トレーニングの意味が分かった気がしました。
何もせずにいきなり、お遍路を歩くとかなりきついと思います。
わたしもお遍路に行く前には、かなりトレーニングで歩いたつもりでした。
長距離んを歩くトレーニングをし、行く前から靴擦れも経験しました。
またお遍路にでるまえには、いろいろなくつをはいて歩いてみました。
ですから自分なりに
トレーニングも、はいていく靴も万全で臨んだつもりでした。
それでも本番では、
最初の2,3日、足は筋肉痛でかなりきつい思いをしました。
人によるかもしれませんが、
ほとんどの人が、足の肉刺(まめ)でしばらく苦労します。
わたしは実際に、
お遍路に使用する、トレッキングシューズを履いてトレーニングしました。
お遍路に行く前にもかなり歩いていたのですが、
指の先が赤くなる程度で幸い(?)肉刺は出来ませんでした。
しかしお遍路に来てからは、毎日毎日肉刺の手当の連続でした。
遍路道と、トレーニングで歩いた道とでは路面の環境も違います。
また旅先で、一緒になったお遍路さんに聞いても、
来る前には、多少のトレーニングをしたそうです。
もちろん、トレーニングをせずに来るお遍路さんもいたかも知れません。
でもわたしが会ったお遍路さんは、何かしらトレーニングはしていたようです。
わたしが聞いただけでも、
ほとんどのお遍路さんは、一様に筋肉痛があったといっています。
わたしは荷物こそ担ぎませんでしたが
トレーニングに、30キロ近く歩いたこともありました。
これは少し歩きすぎたかも知れません。
でもまったくしないより、トレーニングはしたほうが良いと思います。
せっかくお遍路に行くのです。
途中で断念することのないように、出来ることはしておきたいですね。
あとは一歩々々、結願に向けて歩き出すだけです。
装備に対する考え方
記事にしただけの情報では、
持ち物にしてもトレーニングにしても、充分とはいえないかもしれません。
お遍路に行く持ち物にしても
詰め込む前は、すべて必要だという認識があるから選んだわけです。
わたしの体験からいえば荷物は、
これでは足りないのではと、思うくらいでちょうどよいと思います。
もし順打ちでお遍路をするなら、はじめに徳島市内を通過します。
万が一足りないものがあっても、ここでほとんどのものは調達できます。
ですからお遍路の荷物は
切り詰め切り詰め、最小限ではじめましょう。
開き直ってしまい、
なにか足りなくても、徳島で買えばと思うくらいでいいと思います。
万が一足りなくても、お遍路では何とかなってしまいます。
お遍路は、あなた一人で歩いているわけではありません。
最悪、誰かが助けてくれます。
お四国は、不思議なワンダーランドです。
もちろん、初めから誰かに頼るのは間違いです。
しかしお遍路は誰かに導かれるように、転がっていくから不思議です。
わたしもお遍路に行く前までに色々と
ネットを巡り歩いて、できるだけ情報を集めました。
もちろん四国の観光案内から観光本まで、色々集めて万全を期しました。
やはり旅立つ前は、不安で仕方がありません。
しかしお遍路で四国に行くと、
色々心配していたことも、杞憂に過ぎませんでした。
一歩踏み出せば、お四国では不思議とどうにかなってしまいます。
困っていても、迷っていても
かならず誰かが、救いの手を差し伸べてくれところです。
あなたもお遍路に行き、非日常の世界を体験してみませんか。
持ち物装備の準備については、こちらに詳しい記事があります。