装備

お遍路に白衣は必要?

こんにちは、歩き遍路で四国88寺を歩いたユキオです。

お遍路をするには、どんな服装がいいのでしょうか?

霊場を参拝するのだから、白衣を着なければいけないのでしょうか?

お遍路の服装について、いろいろ疑問もあると思います。

目次

お遍路を歩く服装は白衣に決まっている?

 

お遍路でお寺に参拝するときは、白衣を着ていなければいけないのでしょうか?
観光と違いお遍路ですから、決まりごとがあるのか疑問がわきます。

極端に言えばお遍路も、どんな服装だろうとかまいません。

 

お遍路自体どんな人にも、門戸を開いています。
ですから服装についてだって、何も決まりなどありません。

どんな服装で、お寺を参拝しようと一向にかまいません。

実際お遍路さんの写っている写真などを見てもわかると思います。
全身白ずくめの、お遍路装束で歩いている人などほとんど見かけません。

わたしが歩いた全期間
歩き遍路のお遍路さんでは、たった一度だけ見かけただけです。

それも偶然見た、女性の親子連れの方一組だけでした。

全身白衣の方も、たまに札所で見かけることがあります。
しかし歩き遍路のお遍路さんよりも、ツアー参加者の方のほうが多いくらいです。

お遍路にはどんな服装がいいか?

 

 

歩き遍路は極端な言い方をすれば、
日本独特のバックパッカーだと言えますよね。

ですから歩きやすい服装で行動しなければ、
とてもひと月以上も、歩き続けることは難しいのではないでしょうか。

 

お遍路の定番のような、白い白衣も機能的にはどうなのでしょうね?
昔から切られているのでそれなりには行動しやすいのでしょう。

しかし現在では、機能的な服装はいくらでもあります。
積極的にそんな製品を選んで、お遍路に生かした方がいいのではありませんか?

お遍路には、行動しやすいカジュアルな服装の方がが現実的ですよね。
しかしお遍路と言えば、全身白装束と思ってしまう方はやはり多いですよね。

 

これは昔からの慣例によるようです。
かっては、お遍路と言えば過酷な道中でした。

途中で行き倒れになることも、珍しい事でもなかったはずです。
ですからお遍路に出るときは、死も覚悟の末の旅だったのでしょう。

白衣は覚悟の表れ、
常にお遍路は、危険と隣り合わせの旅だったことが想像できますね。

しかし現在は歩き遍路をするいっても、
すぐに危険と隣り合わせ、というほどには過酷ではありません。

ですからお遍路でまわる服装も、カジュアルになっています。

 

やはり歩き遍路は、行動しやすい服装が一番です。

しかしせっかく、お遍路をするのですから多少の身支度はしたいものですね。

白衣はお遍路さんの象徴のようなもの、
カジュアルな服装でも、せめて上半身だけは白衣を着てお遍路を歩いてみましょう。

 

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お遍路にジーパンはどう?

 

 

お遍路を歩くときの服装に、ジーパンというのはどうでしょうか?
ジーパンはカジュアルの代表選手です。

ですから一見すればジーパンは、お遍路に適した服装と思えてきます。
何しろ丈夫で動きやすく、アウトドアでは定番のジーパンです。

しかし、お遍路と雨はつきものです。

一見行動的なジーパンも、実は雨には弱い面があるのです。
想像してもらえばわかると思います。

ジーパンは雨に濡れると、
ジーパン自体が重くなり、足にまとわりついて行動しにくくなります。

ですから、せっかくアウトドアに強いと思って
お遍路にジーパンを選んでも、逆に行動の自由を妨げてしまうのです。

 

またお遍路に、着替えを何枚も持参することはできません。

もし雨に降られて、
濡れてしまったジーパンで、翌日も行動することを考えてみてください。

乾ききっていないジーパンは、重たく足にまとわりついてきます。
また、とても快適とはいいがたいですよね。

気持ち悪く不快な一日を過ごさなければなりません。
ですのでジーパンは、決してお遍路に適した服装とはいいがたいと思います

ジーパンよりもトレッキング用品など
機能的はものから、お遍路に適した商品を選んではいかがでしょうか?

 

その他のお遍路用品については、コチラの記事が参考になります。

 

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