お遍路、季節外れに歩くメリットは何があるのか!

季節

こんにちは、歩き遍路で四国88寺を歩いたユキオです。
お遍路に行くのなら気候の良い春か秋に歩きたいですよね。

でもこの時期にお遍路さんも集中してしまいそうです。
そこでこの季節を外して夏と冬のお遍路を考えてみたいと思います。

関連記事:お遍路のシーズンはいつか。歩くのに適した季節を考えてみました。

スポンサーリンク

夏のお遍路のメリット、デメリット

歩き遍路には向いていない夏ですが、そんな季節にもメリットはあります。

メリットは

時期的に働いている方は夏休みなどが、長期休暇を取りやすいですよね。
ですから四国全体を廻る通し打ちは無理としても、かなりの札所を打って廻ることができます。

お遍路を何回かに区切って打つお遍路さんには、かなりのメリットではないでしょうか。
区切り打ちは、お遍路を何回かに分けて廻ります。

週末や正月などの休みに廻っても、それほど札所を廻れるわけではありません。
ですから長期間休みをとれる夏は、時間の限られたお遍路さんにはチャンスですよね。

歩き遍路でこの時期歩くメリットの一つに、日の出が早く日の入りが遅いということがあります。
これは活動時間が長く取れるということですね。

歩き遍路さんはほとんど早起きです。
朝7時には歩き始めていることが普通です。

冬場だとせっかく早く起きても周りが暗く、国道などを歩いていても照明設備などありませんから危険も伴います。
私も冬の国道を早朝の5時ころ出発したことがありました。

満天の星空の美しさは堪能できましたが、足元もおぼつかず懐中電灯の明かりを頼りに歩きました。
歩道を歩いていても後方から車両が来ると不安を覚えてしまいます。

その点夏は早朝から朝日の中を気持ちよく歩けます。
また日の入りも遅いので歩く時間も長くとれ、冬場に比べるとお遍路に廻る期間も短くて済みます。

これは遍路宿を利用する人にとって、費用の節約になりかなりのメリットを感じるのではないでしょうか。
また野宿を予定しているお遍路さんにとっても、この季節なら宿泊する場所にも困らないかもしれませんね。

もちろん宿泊するときは近隣の方の迷惑にならない場所で野宿しなければなりません。
寝袋一つ持って歩けばいたるところが一夜の宿になります。

野宿にしても寒い季節に比べれば、軽装で歩くことができます。
当然背負う荷物も少なくて済みます。

また洗濯物がすぐに乾くというのも、この季節のありがたい事の一つです。
毎日暑い中を歩くのですから洗濯は欠かせません。

すぐに乾燥してくれますから着替えも最低限で済みます。
こう考えていくと夏のお遍路はいいことずくめに感じてしまいますね。

デメリット

夏のお遍路はいい事ばかりではありません。
歩き遍路はとにかく暑いのです。

重たい荷物を背負い炎天下の中を歩くのですから、いつも熱中症と隣り合わせです。
とにかくのどが渇きます。

一日水分補給を何度するか数えていられないほど取ります。
また歩く道はほとんどが田舎道ですから、大量の虫が発生して悩まされることになります。

山中にはマムシもいますから、軽装とはいえ長袖長ズボンといった備えはしておく必要もあります。
海沿いの道を歩くことも多いですから日焼けの対策も必要になりますね。

冬のお遍路のメリットは

冬のお遍路のメリットとは何でしょうか、これは逆に考えると夏のデメリットがメリットに変わると言えますね。
歩いていても熱中症の恐れはぐっと減ります。

大量の虫に悩まされることもないでしょう。
クマやまむしの心配をしなくても済みます。

最大のメリットは、この期間は観光シーズンからも外れているため、宿が取りやすい事です。

同じお遍路のシーズンではない盛夏でも、四国は観光地の宝庫ですから宿は混雑します。
一方冬は観光客も少なくなりますから宿の心配は少なくて済みます。

しかしこの時期は観光客ばかりではなくお遍路さんも少なくなります。
ですからお遍路宿や宿坊の中には、この時期営業を停止している宿もあります。

また山間部にある札所の中には、納経の時間が前倒しされ早めに閉じてしまう札所もあります。
そのあたりの情報は調べて冬の遍路は出かける必要があります。

また日没も早くなってしまいますから、行動できる時間は限られてしまいます。
山間部など積雪も予想されますから、入山時間なども早め早めの行動が安心です。

四国は南国というイメージがありますが、想像する以上に寒さは厳しいものです。
防寒対策の必要も十分検討しなければなりますん。

なんでもそろえて持っていくというわけにはいきません。
すべて自分で背負って移動しなければなりませんから。

季節外れに歩くメリットをまとめると

季節外れのシーズにお遍路していいことは、夏にしろ冬にしろ札所がすいていることです。
この時期、納経所で墨書御朱印を受けるにしても、混雑とは無縁になります。

時間に追われることもなく札所で納経を済ませ、次の札所にあわただしく出発しなくても済みます。
ゆっくりと札所で納経後もすごすことができます。

夏はきつくつらいお遍路になりますが、きついお遍路は心の鍛錬にもなります。
お遍路が無事終わった後には、きっとやり遂げた充実感を味わうことができるでしょう。

また冬枯れのお遍路道を歩いていると、自分の心といつしか対話して歩いています。
ふだん自分の心と向き合うことは少ないと思います。

そんな中自分を見つめなおし、対話しながら歩くことは、これからの人生において大きな糧を得ることになるのではないでしょうか。

最後までで読んでいただきありがとうございました。
これは一つの考え方ですので参考にしていただけましたら幸いです。

コメント